2025年7月27日(日)〜9月15日(月・祝)
11時〜17時
日本のガラスアートの先駆者として、ガラス美術の発展を担いながら、常に新しい技術と表現力で、多くの人々を魅了した石井康治。制作の拠点を青森に構え、その厳しく雄大な大自然に触れ、映りゆく季節の美しさや情景、彩り豊かな四季の光や輝き、そして日本の繊細な心情を、詩のごとく表現し、その一瞬の美しい姿をガラスに描き出しました。
今展では、1977年独立してまもなく発表した作品「潮騒」をご紹介致します。透き通ったブルーや緑色、躍動的な表現は石井作品の原点ともなるような作品です。特に緑と青が混ざり合う透き通る深いブルーは代表的な色として数々の作品に表現されています。
緑蔭、彩花文器、彩烈文器、環象文器、流水文器などの数々の貴重な作品、また茶盌、水指、盃、うつわなども展示いたします。
ぜひ、ご覧くださいますようご案内申し上げます。
石井康治 profile
1946 千葉に生まれる
1971 東京藝術大学工芸科鍛金科卒業
1977 ガラス作家として独立
1988 「美の世界(ガラスに描く光と風)」放映
1991 石井グラススタジオ青森工房開設
1996 「石井康治作品展 グラスワーク20年」
NHK 土曜「美の朝」にて
「詩・季・彩のシンフォニー」 放映
11月死去
パブリックコレクション
国立工芸館/千葉県立美術館/青森県立美術館
富山市ガラス美術館/東京藝術大学 大学美術館
展覧会の様子
過去の展覧会
2023年8月6日(日)〜9月10日(日) 11時〜17時 休廊日:月曜
2021年5月23日(日)−6月27日(日)
2019年7月28日(日)−9月16日(月・祝)
2017年7月28日(土)〜9月10日(月)
2015年7月18日(土)〜9月6日(日)