2021年 11/16(火) ー12/5(日) 11時〜17時 休廊日:月曜日
アンティーク絨毯展モハンさんコレクションの絨毯展。イラン(ペルシャ)、トルコ、アフガニスタン、中国、ロシアなど、それぞれの部族や工房で織られた特徴ある絨毯…
1800年初期から現代のものまで魅力ある絨毯約150点をご紹介いたします。
過去の展覧会
2020年 11/25(水) ー12/6(日) 11時〜17時 休廊日:月曜日
2019年11/16(土)−12/1(日) 休廊日11/18(月),11/25(月)
2018年 11/20(火)〜12/2(日) 休廊日 11/26(月)
2017年11月18日(土)〜12月3日(日)11時〜17時 休廊日 月曜日のみ
アンティーク絨毯コレクション・展覧会の様子
2016年11月18日(金)〜12月4日(日)11時〜17時 休廊日 月曜日のみ
現存する最古の絨毯は、紀元前5世紀頃作られたといわれています。
荒涼とした砂漠地帯、厳しい環境の中でそれぞれの地域やそこに暮らす民族が色彩豊かな織物を作り出してきました。縦糸に一本ずつ糸をからげて結び、気が遠くなるような手間と時間をかけて、何人もの手で何年間もかけてひとつの織物を完成することもあります。日本では奈良時代の昔からシルクロードを経て、遠くペルシャより数々の文化が伝来し、ペルシャ絨毯も、古くから伝えられていたようです。京都の祇園祭りの山鉾の懸装には、17世紀頃伝えられたペルシャ絨毯が今も尚使われています。そして、国産の絨毯、緞通(だんつう)は江戸時代中期、元禄時代に織られ、将軍や大名への献上品として最初に鍋島藩が作ったそうです。
ペルシャ絨毯とは
現在のイランで織られた絨毯のこと。絨毯の種類は作っている場所で色々な特徴があり、それぞれその町の名前や部族の名前で呼ばれています。遊牧民が作るギャッべも大きなくくりではペルシャ絨毯のひとつといえるでしょう。
モハン ミルチャンダニさんの「アンティーク絨毯コレクション」
ミルチャンダニ家は、何世代にも渡り、インドを拠点とした絹の貿易をして来た歴史があり、祖父の代からは横浜で日本で作られるシルクなどを世界に向けて輸出するような事業を始めました。
モハンさんは、1989年香港で「絨毯」の師匠に出会い、以来絨毯の仕事に携わっています。確かな目で選び抜かれたモハンさんのアンティーク絨毯コレクションには、いつも目を見張るものがあり、毎回その世界に引き込まれていきます。
アンティーク絨毯コレクション・展覧会の様子